キッチンリフォームで収納を増やす!注意点や整理整頓のコツも
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キッチンは食器や調理器具、調味料など、どうしても物であふれてしまうため、たくさん収納スペースがあると便利です。
収納はキッチンのリフォームで増やすことができますよ!
そこで今回は、キッチンリフォームで収納を増やす方法について解説。
収納の特徴や収納リフォームのポイントなどもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね!
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キッチンのリフォームで収納を増やしたい!どんな方法がある?
キッチンの収納が増えれば、すっきりきれいに片付くだけでなく、使いやすさもアップします。
どのような収納を増やせるか、また収納を増やしたリフォーム事例についてご紹介します!
リフォームできるキッチンの収納箇所
リフォームできる収納箇所は、主に次のような種類があります。- ・キッチン本体
- ・背面収納
- ・吊り戸棚
- ・床下収納
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
キッチン本体
キッチン本体を収納力が多いものに交換するという方法があります。システムキッチンのグレードによって費用が大きく変わりますが、リフォーム費用の目安は約80万円~150万円。
最新のキッチンは高い機能性がある上、デッドスペースが少ないので、収納力も抜群です。
例えば、水回りや作業エリア、ガスコンロの下部分をすべてキャビネットにすれば、大容量かつ使いやすい収納ができますよ。
収納を増やしたいという方はもちろん、キッチンのデザインを一新して料理を楽しみたいという方にもおすすめのリフォームです。
背面収納
背面収納とは、最近人気の対面キッチンの後ろの壁面につくる収納スペースのこと。家具メーカーなど収納家具を扱うメーカーの既製品を設置したり、キッチンに合わせてオーダーメイドでつくる造作家具を設置したりする方法があります。
背面収納のリフォーム費用目安は、約35万円〜70万円。
背面収納には調理家電なども収納できるので、キッチンをすっきり整頓できます。
デザイン次第で、まるでカフェのような魅せる収納にすることもできるので、おしゃれなキッチンに仕上げたい方にもおすすめです。
吊り戸棚
吊り戸棚とは、シンクやガスコンロ、冷蔵庫の上などに設置するタイプの収納です。手前に扉が開く「開き扉タイプ」や、扉を横にスライドさせて開閉する「引違い戸タイプ」などさまざまなタイプがありますが、使い勝手の良さを考えるなら「昇降タイプ」がおすすめ。
手動や電動で棚が降りてくるので、踏み台などがなくても出し入れができて便利です。
吊り戸棚のリフォーム費用目安は、吊り戸棚のタイプによって変わりますが、約12万円〜30万円。
キッチンの上部に活用できそうなスペースがある方や、スペースを有効活用してリフォームしたい方におすすめの収納です。
床下収納
床下収納は、その名のとおり床につくる収納です。リフォームの費用目安は約10万円〜20万円ですが、床を高くする工事が必要な場合は30万円以上かかる場合も。
床下収納はキッチンの見た目を変えることなく収納力を増やせるので、棚などを置いてキッチンが狭くなることを避けたい方におすすめです。
狭いキッチンのリフォームについては下記コラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
狭い・使い勝手の悪いキッチンをリフォームするには?事例もご紹介!
収納力を高めたキッチンのリフォーム事例
北ガスフレアストでも、収納にお困りのキッチンリフォームを手がけています。
実際に行なったキッチンリフォームの事例をご紹介します。
使いたいモノにすぐ手が届く多機能キッチン
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収納力を増やし、使いたいものが取り出しやすいキッチンをご希望だったお客様。
背面収納に吊り戸棚を増設し、置き場所に困っていた家電やゴミ箱をすっきりと収納。
また、吊り戸棚の下に小物収納を取り付け、何にでもすぐに手が届くキッチンに生まれ変わりました。
キッチンの収納リフォームのポイント・注意点
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キッチンの収納をリフォームする際は、収納の種類別に注意しておきたい点があります。
キッチン本体の注意点
キッチン本体のリフォームは、費用が高いこと、そして工期が長くなりやすいことに注意が必要です。費用はキッチンの種類によって大きく変わりますので、できるだけコストを抑えたいという方は、価格も考慮して選びましょう。
また、キッチン本体の交換する際は、4日〜2週間ほどかかる場合も。
その間はキッチンは使用できませんので、リフォーム期間中の食事をどうするか考えておく必要があります。
背面収納の注意点
背面収納は奥行きや扉選びに注意を。対面キッチンの後ろに設置するので、奥行きがある背面収納を設置すると、通路が狭くなり作業がしづらくなります。
また、通路が狭いのに観音開きの扉を選んでしまうと、扉を開けられなかったり、使いづらかったりといった弊害も。
作業のしやすさも考えて選びましょう。
吊り戸棚の注意点
吊り戸棚には重量制限があります。10kg以上のものは収納できないケースが多く、また、重量のあるものを吊り戸棚に収納すると、出し入れする際に大変危険です。
昇降タイプの吊り戸棚でない場合は踏み台が必要になるため、あらかじめ何を収納するか考えてからリフォームを行うことをおすすめします。
なお、吊り戸棚の高さはアイレベル(目線の高さ)を意識すると、ものの出し入れがしやすいですよ。
床下収納の注意点
床下収納は、マンションなど床下がコンクリートになっている場合はつくることができないなどの条件があります。床下収納の増設が可能かどうか、事前に業者に確認してもらいましょう。
キッチンの収納リフォームを機に整理整頓のコツも知ろう
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どんなにキッチンの収納を増やすリフォームを行なっても、整理整頓ができていないと、宝の持ち腐れになってしまいます。
使いやすいキッチンをつくる整理整頓のコツをあわせて覚えておきましょう。
まず、今ある食器や調理器具はすべて必要でしょうか?
使用しない食器や鍋などがあれば、これを機に「断捨離」することもおすすめです。
整理区分された使いやすいキッチンを実現するためには、少しだけ「思い切った決断」も必要かもしれません。
収納する場所は、生活動線や作業の動きに合わせて決めると使いやすくなります。
また、「カップとソーサー」「ストック食品」など、そのアイテムの仕事や種類ごとにグループわけをしてまとめる「グルーピング収納」をするのも、使いやすさをアップするコツですよ。
なお、使う頻度が高いものは、取り出しやすい場所に収納するのがおすすめです。
アイテムの収納場所が決まれば、使い終わったら必ずそこに戻すように習慣づけることで、常に整理整頓されたキッチンになりますよ。
【まとめ】キッチンリフォームで収納力のあるキッチンを手に入れよう
キッチンでリフォームできる収納箇所は、「キッチン本体」「背面収納」「吊り戸棚」「床下収納」などがあります。
費用目安は、キッチン本体は約80万円~150万円、背面収納は約35万円〜70万円、吊り戸棚は約12万円〜30万円、床下収納は約10万円〜20万円。
収納の種類によって費用は大きく異なります。
キッチンは食器や調理器具などものが多い場所です。
収納を増やすことで作業効率も良くなり、暮らしも快適になるでしょう。
キッチンをリフォームしたら整理整頓を心がけ、きれいなキッチンを保ってくださいね。
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キッチンのリフォームをご検討中の方も、ぜひお気軽にご相談ください!